60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

浜田省吾にあらず


土曜の夜と日曜の朝、と言えばアラン・シリトーだろ、やはり。映画もよかった。


斎藤環著『世界が土曜の夜の夢なら:ヤンキーと精神分析角川書店、2012
を著者献本していただく。いや、面識ない著名な方からなので、まず「あらまぁ」。
早速読む。ともかく読む。あぁ、昔こんなこと自分書いてたよな〜、
そうそうこういうことに妙にこだわってたよな〜、という懐かしさ
と同時に恥ずかしさがこみ上げる。甘酸っぱい思い出。青春?


同い年生まれで、基本オタク体質、「ナンシー関」発の「ヤンキー論」行きながら
やはり精神分析を経由するか、社会学にかぶれるかで
道は分岐しているのだろう。ともかく、ご恵送いただきありがたい限り。
研究者仲間だと、あ〜本出るんだ〜、でも献本してもらえるかなぁ〜
などとさもしい根性が働くが、この本は書店にあれば条件反射で買っていた。
それ以前のタイミングで献本いただけると、本当にありがたい。
(買っちゃってたんだよ〜、『岩波映画の1億フレーム』)


ナンシー関と言えば、ナンシー関の評伝の書評を
今週末の日経新聞に載せていただけるよう。
やはり同世代の中から、ナンシー関は忽然と現れ、一気に高みまで駆け上った存在。
以前この場で、同い年生まれの星は、桜玉吉唐沢なをきロバート・カーライル
だと書いた記憶がある(スーザン・ボイルも同い年生まれのようだ…)。
桜玉吉がまた描き出したといううわさを聞いたが…


1962年生まれながら学年一緒の豊川悦司が、
若年性アルツハイマーを発症した役をやる(しかも娘七才)ような年齢に
自分もなったんだなぁと感慨(たしか、ビューティフルレインという新番組)。
娘に、同じ年なのに何千万と稼ぐ子がいるんだけどなぁ、と言ってみると、
「はぁ?」と返された。


今日は午後3年生ゼミ(学外の方をお呼びする)、会議、会合に合流できれば…
という一日。会議も責任重く、けっこうハードデイな火曜の朝。