60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

著作権処理される



一昨日夕刻、時計台と甲山のシルエット。


赤本の教学社さんからご連絡いただく。
ヤーヌス(ヤヌス Janus)的なもう一つの顔である
世界思想社さんからは単著・共著など出していただいたので
なんかその件かと思ったら、某大学の入試問題(国語)に拙著
『人はなぜ〈上京〉するのか』日経プレミアムシリーズ、2012
が素材文として取り上げられ、それを赤本に転載したいのだが…
みたいなお話。ちょっとビックリしつつ
まぁ、自分の書いたもので入試問題になるとしたら
あれくらいだろうなぁ〜、と妙に納得。


本学の場合、出題側の講評も載せた入試問題集を出すので
例年、エージェントに依頼して著作権処理をしてきた。
著作権処理してきた側が、される側になるわけだが
まぁ、こういうのはお互い様と、素直に許諾。


安西信一ももクロの美学』廣済堂新書、2013


過去のさまざまなコンテンツ等からの引用、リミックス…
それがももクロの魅力の源泉の一つなのだとか。
ささやかながら自分の著したコンテンツが、
どこでどう使われようと(いや、無断は困りますが)、
もうそうれは自分の手を離れたものだし…、とやはり思う。


メタアイドルでもあるのだとか。
でも、アイドル好きそうだしなぁ〜、ももクロ
あまちゃん小泉今日子潮騒のメモリー」を聴いてると
あんた、本当はアイドル嫌いだろう(嫌々やってたんだろう)
心のどこかでアイドル、バカにしてんだろう
と毒づきたくなる気持ちになるけど。
(いや、工藤官九郎は心底アイドル好き。多分)
そう言えば、吉野朔実瞳子』に「アイドルは別腹」との
名セリフがあったような気がする。


しかし、アイドルグループ戦国時代とか言われてもなぁ
TPDがあれば、それでいいじゃんという気にもなる。
市井由理のラップはさておき、みなけっこう歌えてた)


本書の副題に「〈わけのわからなさ〉の秘密」とあるが
C.C.ガールズをきっかけとした、
セクシーアイドルグループ濫造の時の方が
わけがわからなさすぎて面白かった。
いたいこと、きついことを、あえてやるとかではなく
素直に、ひねりなく、全力で
ただただイタイだけのグループがあったりして。


降る雪や 20世紀は遠く なりにけり