60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

息子の部屋


さすがに小学6年生なので、息子と娘の部屋を分ける。
いつまでもリビングで宿題してるのも…
と言いつつ、勉強机がぬい(by渡辺明竜王)で満杯。


一昨日の日曜日、午前中子どもと遊んで
昼から若干の持ち帰り仕事。安息日だしと
そこそこで切り上げて、本を読もうと思ったのだが
積ん読状態になってる本がない。ストックが切れた…
こういう状況、最近では旅先以外では記憶にない。


なので息子が「読め、読め」と貸してくれた
角田光代『いつも旅のなか』角川文庫、2008
を読んでみる。思いのほか、おもしろい。
息子は夏休みの読書感想文も、角田光代


自身を省みると、3・4年生の時は、かつおきんや(児童文学)だったし
5年で北杜夫『船乗りクプクプの冒険』とかわいらしかったのに
小6で菊池寛藤十郎の恋』、卒業文集の愛読書欄は山本周五郎『虚空遍歴』
中学に入っての読書感想文は、ショーペンハウエル『女について』、
徳田秋声『黴』、『寺田寅彦随筆集』…と道を外れていく(というか、背伸び)。
文部省の課題図書にとことん背を向け続ける、嫌な児童&生徒だった。
角田光代っくらいどうってことない、とは思うものの
息子が自分みたいになるかと考えると、ちょっと心配。


今日も校務などなど。