近畿大学前田先生から。以前、『マス・コミュニケーション研究』だったかで
テレビの受け手(のリテラシーのありよう)の4象限での整理をお見かけして
なるほどと思ったことがあったが、その図式をよりわかりやすく、丁寧に。
サクッと読めるし、メディア・スタディーズに興味ある大学新入生にむけての
基礎ゼミテキストなどに有用だと思う。ただ、最近の新入生、地上波観ないからなぁ。
ネトフリとかアベマ(オオカミくん)とか。息子もコートダジュール(wowow&hulu)だし。
新たなコンテンツへの接触状況に、あの4象限がどう展開されていくのだろうか。
興味深いといえば興味深いのだが、アラカンにとっては、いやはやなんとも。
今日は来客1件、あとは研究室の整理など。
ジョン・ソール『殉教者聖ペテロの会』創元推理文庫、1993
古谷経衡『愛国奴』駒草出版、2018
中村保夫編『新宿ディスコ・ナイト:東亜会館グラフィティ』東京キララ社、2018