安定のジャーナリズムもの。章タイトルが
「黒い依頼」「共犯者」「ゼロの影」「Dの微笑」「歪んだ波紋」…
松本清張好きの記者も登場するけど、昭和の匂いが逆に新鮮なのか…
田中雄二『AKB48とニッポンのロック』スモール出版、2018
田中本。ものすごい情報量なのだが、
TPDに関して「ヒューヒュー」への言及がないのがさびしい。
修士論文書いてた頃、煮詰まった時の唯一の救いが
「ヒューヒュー」という番組だった人間としては。
まぁ、オーディエンスやファンのことをいったん括弧に入れた
AKB論ということで、仕方ないんだろうけれども。