たいへん見づらいが、理容室の看板が「利用室」というボケ。
今日実家と往復した際、実家の近所で発見。
もうかなりの回数、下を通っていたのに気がつかなかった。
おいおい、理容室だろ、というツッコミを待ち続ける看板。
台風が来るというので、明日は大学自体を閉じるよう。
織田作之助『五代友厚』河出文庫、2016
網野善彦『日本社会再考』ちくま学芸文庫、2017
そう言えば実家は織田作之助が一時期住んでいたところから
チャリンコ圏内。内田裕也の生家もそのあたりだとか。
高校ダンス部のレベルが異常に高いエリア(大和川以南)。
そんな中、映画「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を観てくる。
冒頭、篠原涼子が安室奈美恵引退のニュース映像を観て
安室奈美恵に夢中だった高校時代を回顧するシーンがあるが
TPD(篠原涼子)は、空手道着姿で沖縄空手を披露したりする
スーパーモンキーズを当時は下に見ていたはずだろうに…
(篠原は違ったとしても、穴井夕子あたりは多分。
市井由理からみれば、ただのカッペとしか…)
などと思ってしまう。また、篠原が母校に向かうシーンで
周囲を「コギャル」たちが群舞しているが
90年代のコギャルにクランプさせるなよ、などとも思う。
その他、ストーリー展開に無理を感じるところもあるが
いつしかぐいぐいと引き込まれてしまった。
地方都市の路面電車で通学する女子高生萌えする人間なので
http://d.hatena.ne.jp/sidnanba/20180824
90年代コギャルに対しては1ミリたりとも萌えないけれども
「グラフィティ映画」に激しく萌えるタチなもんで。
アメリカングラフィティ、アニマルハウス、ファンダンゴ、ビッグウェンズデー…
やはり、青春時代をともに過ごした誰かが死なないとねぇ。
昔、「波の数だけ抱きしめて」という映画の監督が
アメリカングラフィティを意識したと話しているのを聞いて
けっこう激怒した記憶がある。ベトナムでとは言わないけれど
誰かが死なないと成り立たないよ、少なくとも私は認めない!
と本気で思ったりしたものだ。「スタンド・バイ・ミー」もそうだしなぁ
「再会の時」なんて葬儀のシーンから始まるし。
「ヒポクラテスたち」「ガキ帝国」「パッチギ!」…
テレビドラマで言えば、「1970 ぼくたちの青春」。
DVDにならないのは、やはり北に帰った番長(筒井道隆)の件ゆえか。
あとは小沢健二で踊るのではなく、TPDナンバーできめてほしかった。
音楽・小室哲哉なんだしなぁ。
他のチームはTRFやアムロちゃんばかり、ならば私たちはTPDで…
とはならなかったものだろうか。マイナーすぎて伝わらんだろうが
そうしてくれれば、確実に私は号泣していた。
客層は、リアルターゲットである40代から(私を含めもっと年配も)
広瀬すず・山本舞香・池田エライザにつられた男子たちまで。
渡辺直美ファンもいるのかも。けっこう客席は埋まっていた。
山本舞香、サイタマノラッパーの方が、個人的にはよかったなぁ。
やはりコギャルには萌えない体質らしい。
あと、韓国のオリジナル版「サニー」は観ていないが
こりゃ、「からん」(木村紺)だな、と思う。
いや、「神戸在住」(木村紺)の東京時代かも。
そう言えば、からんも路面電車×女子高萌えなマンガだった。