同僚の島村恭則さんよりのご恵投。民俗学がこの20年くらいの間に、どのように上書き・更新されてきたかが腑に落ちる。入門でもあり、最先端でもありの一冊。
個人的なツボ事例は「モーニング」の件。商工自営の世界の外縁の、大阪近郊住宅地育ちのため、モーニング文化は視界に入っているが、身体化されずに今日まで生きてきたように思う。
モーニング娘。のネーミングにピンとこなかったのは、そのへんに原因があったかも。
あと、なぜかword-of-mouthという単語を思い出す。口コミ(クチコミ)と訳のつくことが多いが、世間話の方が語感的にしっくりくる。
最近では広告・広報業界に引き寄せられがちなワードだけど、元々はそれこそヴァナキュラーな交話界を意味してたのでは。
今、世間師(せけんし、しょけんし)と言えば、吉田豪とかになるような気もする。
今日はzoom研究会。