60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

広告専門誌だったはずだけど

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広告、とりわけ映像や写真、グラフィックデザインの専門誌だったはずなのだが。

 

宗像明将渡辺淳之介 アイドルをクリエイトする』出版ワークス、2016年、114₋5p

「研究員とは何だったのか……。僕が学園祭の実行委員長で、研究員が下僕。お金もいっぱい出してくれる下僕。感謝しています。あいつらがいたから楽しかったし、いろんな怒りも生んでくれたし、あんなに一緒に学園祭を楽しんでくれるやつらはいなかった。(略)体育祭で何年何組とかTシャツを作るじゃないですか、僕もそういう感覚だったから、ロゴも提供していました。一緒に楽しんでくれたから良かったなぁと思っています。下僕かどうかはわからにけど、対等ではないんですよね」
「もちろん研究員には「来ない」っていうカードがあるから、圧倒的に強いんですよ。だけど、研究員にそう思わせない立ち振る舞いが必要だったから、演じるのがもう大変でしたよ。(略)僕は焦燥感を煽らないといけなかったです。学園祭の先導役として、「ほら! がんばれ! お前ら」って叫んで、延々とやり続けるのが楽しかったですね」
「それで言うと、まだBiSHはその次元までいってないから、ファンの立ち位置が全然違うのかもしれないですね。研究員は一緒に作っている感覚があったと思うけど、清掃員はどちらかというと享受している感覚に近いかもしれないです。「来場者」の感覚が今は強いかなと思いますね。でも、本当はそうじゃないと売れないと思っているんですよ。本当はBiSHが正しいのかもしれないけど、僕が楽しかったのはBiSかもしれないです。思い返したときに、色褪せない写真があるのは、もしかしたら研究員なのかもしれないですね」

 

研究員と清掃員の違いはよくわからないけど、アイナ・ジ・エンドの声の圧倒的な力が、BiSとBiSHを分けたような気がしてならない。

 

明日は神戸まで外仕事。大学に戻り次第、zoom会議。