60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

ZoomとLMSとOne Driveにまみれて

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依然、家庭内隔離状態が続くが、なんとか平常運転へ。

 

4年ゼミ、久しぶりにリアル10数名、Zoom10名程度が集まることができ、生存確認・近況交換ができて、まずはよかったよかった。皆それなりに進路を開拓し、基本的には卒論提出にむけて動き出せそう。サプライズなどもしてもらう。

「リアルでなければ」というわけではなく、「リモートですべていける」というわけでもなく、そのはざまで、よき折り合いを教員・学生それぞれが探していく中で
大学教育のあり方も、変化していくのだろうし、進化させていきたいものだ。
コロナ禍が終息・収束したとしても、オフラインとオンラインの併用によって、教育はなされていくんだろうし(いや、すべての社会的活動がそうなるかも)。

 

講義の方は、今期オンラインのみなのだが、発熱の中バタバタ設定したことで、ミスが生じていたよう。これまたバタバタと修正にかかる。混乱は終息できたんだろうか…
ミスに気づいたのは、学生からのメールでの指摘だった。500名へのシステマティックなワンウェイな関わりであっても、個への対応が基本だということなのだろう。

 

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学生の多様化は進み、大学に求めるものも、大学が応えられることも、さらに多様化(かつ限局化)していかざるを得ないのだろうが、その中で自分が得意な領域を、適宜修正を加えつつ追及していきたいと思う。
その得意な領域とは?という話になるが、まだ漠としているで、何とか残された教員生活の間に総括し、言語化しておきたいと考えている。
「教育方法や教育論に、万能、万人向けはない」が大前提だが、ではその中で自分の方法論はどの範囲にどう効くのか(どう効かないのか)、そもそも自分の方法論と何なのか、みたいな思考というか試行を続けていきたいと思う。

しかし、Zoom画面を教室のスクリーンにプロジェクトすると、Big Brother的になるのは、なんかおもしろい。

 

キャンパス、もう秋だなぁ。

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