以前からこうした雑誌連載があるのは知っていたが、本になっていたとは…と早々に取り寄せ、読む。一番印象的だったのは、224p
岩岡(略)2期メンバーが入って、矢口真里って子がかわいいなって、なんとなく好きになっていってライブ観に行きたいなと思って。最初の現場が『LOVE センチュリー』ですね。それはちょうどヤフオクで5列目が安く出てたから買ったんですよ。そこからドハマりしました。ミュージカルのあとのミニライブで、矢口にレスもらおうと思って頑張ってたのにぜんぜん見てくれなくて、最前中央に小学生女子がいたんですよ。そこに矢口がしゃがんで手を振ったりしてて、その女子は完璧に『恋レボ』とか踊ってるんですよ。後に聞いたらそれが鈴木愛理だったという。
――まだハロー!プロジェクトキッズになる前?
岩岡 なる前。『火曜The NIGHT』でそれが発覚して。お母さんとふたりで最前にいて、「チクショー。矢口のレスを全部もらいやがって!」と思ったあの小学生女子が。(略)
20年近く経っても、小学生の鈴木愛理を見られたことではなく、レスを奪われた悔しさの方が強く心に残ってる感じが、すごいなぁと思う。
あと、250p
ごっしー (略)初期の頃はヤンキーが多かったです。ヤンキーがアイドルを応援する文化はかなり残ってた。自営業でデカい車乗ってる輩みたいなヤツ、セルシオとか乗ってるような。
――特攻服の着こなしが慣れてる人たちが。
ごっしー うん、悪そうなヤツいっぱいいました。そいつら初期の頃、コンサートでもヲタぶん殴って前のほうの席に行ってたもん。
以前、『あの頃。』がらみで、大学ってこんなことなのでは、という話を書いたが
大阪のモーヲタシーンが1980~90年代の大学的であったとするなら、東京のモーヲタシーンは、学園紛争期(1960~70年代)の大学的であったよう。セクト間のイデオロギー闘争的な…、でも青春の記憶として…みたいな。
矢口真里のスキャンダルをめぐって、批判派、擁護派、運営の処置への批判派等々が入り乱れ、激論を交わしていたとか。
矢口真里のスキャンダルというのが、小栗旬との連泊スクープなのも時代だなぁ。もう皆忘れていることを、PTSD的に抱えて生きる40、50代…
今日はもろもろ教務とフラゲ日。