60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

恵送御礼

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版元よりのご恵送。教育社会学と芸術社会学と労働社会学の間(あわい)に未開の地というか、鉱脈があった!というのが第一感。

ただ、最近では、ファインアートをめざす十代と、もう少し応用的なアートを考える十代とでは、かなり違うのではという印象。前者が画塾に通い、石膏像デッサンしてるのに対し、後者はグラフィックソフトや動画編集ソフト、PCやペンタブレットで子供の頃から遊んでそう。

国公立の諸大学、ムサ美・タマ美はまだまだ前者への対応は大きいのだろうが、多くの私大アート系は、後者への対応に重心があるのでは。それに、アート系の専門学校の存在とか。あと、音大はまた別な世界がありそう…

ともかく、今後、この研究領域の発展に期待したい。あと、美大(受験)生アイドル(48より46に多そうという印象)の存在と今後が気になる。

 

昨日の研究会でハーフの表象といった話を聞いていて、ジュン・サンダースのことが気になりググってみると、范文雀さんが悪性リンパ腫ですでにお亡くなりだと知る(2002年、享年54才)。不謹慎ながら、骨肉腫じゃないんだぁ、と思ってしまう。合掌

 

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もうすぐ、入学式だぁ。

 

クリフォード・ギアツ『ヌガラ』みすず書房、1990

宮城修『ドキュメント〈アメリカ(ゆー)〉の沖縄』岩波新書、2022