60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

研究室からの紅葉狩り

 

週末、学会仕事やもろもろたまった教務・校務の対応など。

 

すぐに来年度のシラバス作成や、非常勤講義準備などが始まるだろうが、なんとか今学期を乗り切ることを考えよう。

外仕事も、もろもろあるし。

 

今日は館長仕事など。

 

井口尚樹『選ぶ就活生、選ばれる企業』晃洋書房、2022

 

たしかに就活生の側からの現実構成に関して、社会学、あまり論じてこなかったよなぁと思いつつ、まぁ、みな納得のいく(職業)人生を送ってほしいもんだよなぁ、少なくとも自分がかかわった(顔と名前の一致した)学生に関しては…

といういつもながらの感慨。ともかく、一律・一様のものと考えられがちな就活生像や就活そのものに対して、より多様な現実がありうるし、現にあるのはたしか。

 

理想に近い就職・採用のあり方として、まず思いついたのはフィロソフィーのダンスの「中途採用オーディション」。

1名卒業することが決まり、その補充を、残るメンバー(3名)も参加しつつ、さらには最終候補者たちとは一緒にパフォーマンスしてみて、決めていくという方式。

しかもそのプロセスを、YouTubeチャンネルにて順次公開していく。大人たちが勝手に決めてる風ではなく、風通しのよさを感じさせてくれた。

結果、2名プラスで今後5名でやっていくことになった。非常に丁寧で、納得のいく仕組みだったと思う(もちろん、落選した者たちの胸中はさまざまだろうけど)。

プラス2名のうち、1名がわりとすんなり嵌り、パフォーマンスも計算立つ感じなのに対し、もう1名は伸び代期待、ポテンシャル採用(=加入)ということなんだろうと思う。

いつものことながら、後者を推してしまう自らの性癖を確認する。

 

ところで佐久間宣行プロデュースのオーディションの方は、どうなったんだろう。続報出ないけど。