麻生太郎『とてつもない日本』(新潮新書、2007)より、2003年の『TIME』誌記事を孫引き
48p「アジアの街でドナルドダックやミッキーマウスを見かけることは少ない。ポケットモンスターやドラえもんがあふれている。メイドインジャパンの、海外でものすごく人気のあるアニメーションのキャラクターだ。そして、Japanese pop musicのことをJポップ、アニメーションをジャパニメーション、ファッションをJファッションと呼ぶ。このスリーJでアジアは完全に席巻されている」
「アメリカ人が誇りに思っていたディズニーのミッキーマウスやドナルドダックがアジアの隅に追いやられ、ポケモン(ポケットモンスター)やドラえもんなどのメイドインジャパンのアニメキャラがこれに取って代わった。
ポケモンやドラえもんが、アジアの子供たちの心をつかんで離さない。ポケモンは言葉を話さないが、それでもなぜだか心が通じ合う。これは、会話なしでもコミュニケーションがとれる日本文化の特徴だ。言葉をもってすべて説得していくというアングロサクソン的手法でなく、話をしないでお互いが分かりあってしまうのだからすごい」
手元の本は2013年刊で、28刷。10年ひと昔とか、20年ふた昔どころか、さん昔、よん昔、って感じだなぁ。
こちらはよん昔、ご昔をあえて。画面比率4対3とか。
こばやしよしのり氏は、まだ推してるんだろうか。フレッシュ・レモンw