アメリカ
西原麻里『BLマンガの表現史:少年愛からボーイズラブジャンルへ』(青弓社、2025)より。戦後若者文化におけるアメリカナイゼーション、みたいなことを授業等々でさんざん言ってきたが、アメリカのプレゼンスが異様に低い領域があったとすれば、少女マンガ…
369-70p「第一章で論じたように、猪狩きょうだいによって「食べていく」ために始められた進駐軍クラブでの女子プロレスには、アメリカ軍の政策だった「女性解放」にも合致した演目が人気を呼び、その後の試行錯誤の時期においては、ホーキンス軍曹のコーチ・…
1983年の地図より。 野球場や球技場がある。 今日は面談等々。 石榑督和『戦後東京と闇市:新宿・池袋・渋谷の形成過程と都市組織』鹿島出版会、2016358p「さらに土地[栄通一丁目9]には新たにマーケットが建設されている。メリケン横丁というマーケットで…
客員研究員をやっている関係でのいただきもの。基礎的な資料、ありがたい。 今日は終日教務。 青木真兵ほか『ぼくらの「アメリカ論」』夕書房、2024 138‐9p「アメリカは現在、世界最大の食糧生産国である。農産物の輸出は重要な経済基盤であり、外交ツールと…
和田誠『ビギン・ザ・ビギン:日本ショウビジネス楽屋口』中央公論新社、2024 10p「秦豊吉のお声がかりで日劇ダンシングチームが作られたのは1935年、つまり昭和10年。数カ月の訓練の後、翌年の一月にお披露目をやっている。「ジャズとダンス」というのがそ…
いったん完結だろうが、なんか怖ろしいエンディング。 27歳でこれ描けるの、ただただすごい。地下鉄サリン事件以後に生まれたのに… 今日は打ち合わせや会議×2など。 和田誠『ビギン・ザ・ビギン:日本ショウビジネス楽屋口』中央公論新社、2024 259‐60p「「…
秋のE前。今日はZoom研究会など。 和田誠『ビギン・ザ・ビギン:日本ショウビジネス楽屋口』中央公論新社、2024 219‐20p(「テネシー・ワルツ」を出す以前、中学生で日劇に出ていた江利チエミ)「その前は進駐軍で歌ってたの。英語の歌じゃなくて、『東京ブ…
以上、9月いっぱいで北海道シリーズは終了。北海道3泊4日では、のんびりと命を洗濯。貴重な時間だった。 ここからは一気に、原稿・校正・学会・授業の怒涛の日々。1月いっぱいまで、老躯に鞭打つ。 今日は、通院、面談、4年ゼミ。 わたせせいぞう(聞き手壇…
引き続き無理キャラ。イカと夜景(ロープウェイ)と煉瓦と五稜郭。詰め込み過ぎ。 昨日は息子の学祭。今日は、Zoom対応など。土曜、いい気晴らしになったので、月・日は仕事もろもろ。 谷原つかさ『「ネット世論」の社会学』NHK出版新書、2024 中村八大『ぼ…
いよいよ秋学期。今日は講義と院ゼミ。教務もろもろの本番が始まる。 締切が迫りつつある原稿に一応めどをつけ、この週末は既刊本の改訂作業と学会仕事。学部校務と図書館長仕事も、引き続き。原稿一本引き受けたので、それはそれでまたおいおい。 ひたすら…
空港でお出迎え。聖地! コナンだけではなく、土方歳三推しの娘。 奉行所内に、こんなのもあった。 今日は歯科など。 佐藤剛『上を向いて歩こう』岩波書店、2011 36-7p「中国から持ち帰ったクラシックの譜面が家にあった。ジャズやタンゴのレコードも持ち帰…
五稜郭近く。猛暑に耐えかね逃げ込む。なんか、いい図書館だった。 今日は秋入学式、会議、Zoom会議、Zoom研究会。 回陽豊一「アーチストタウン・アメリカ村」『都市問題研究』37-6(414)、1985年 115-8p「アメリカ村に今のように若者が集まる以前、ここで若…
妹の撮影会は続く。 今日は秋卒業式。 プレス75『趣味で儲ける 若者企画集団のすごい利益』KKベストセラーズ、1977 Chapter3「カリフォルニア病にとりつかれた若者たち」118-20p「昨今のアメリカ・ブームにはすさまじいものがある。建国200年記念にかこつけ…
www.nhk.jp 林先生のお相手役かぁ。推されてますなぁ。 昔、そのうちブラタモリ出て、朝の顔になって、夜の顔になって、紅白出て、〇〇〇〇〇フリーになって、と伝えた気がする。ブラタモリは、間に合わなかったが。 五稜郭内の、復元された函館(箱館)奉行…
中井幸一『アメリカのクリエイティビティ』美術出版社、1963 6p「ぼくがアメリカに渡り、じかにアメリカのクリエイティブ関係の組織に入り、実際の調査を続けていた限り、必ずこの言葉が直接、間接に調査の中に現われ、調査のストーリーの背景をなしていたこ…
某SAにて。 今日は終日校務からの、Zoom会議。 子どもたち。なんか、仲良し。 新井静一郎『復刻版 アメリカ広告通信』ダヴィッド社、1977(旧漢字・旧仮名遣い) 「序」吉田秀雄(昭和廿七年十一月 事務室にて) 2-3p「宣伝技術界に於ける新井君の価値と権威…
四季彩の丘。 今日は大阪市内に出て会議。 花と重機。 木滑良久、甘糟章に続いて、石川次郎(上に姉が六人いる家庭で育つ)。 塩澤幸登『編集の砦:平凡出版とマガジンハウスの一万二〇〇〇日』河出書房新社、2014 53-4p「自分より年上の姉がズラッといて、…
「親子の木」を遠くから。 今日は会議×3。 大野雅人『ワケあり盲腸線探訪:全国行き止まり路線ガイド』枻出版社、2011「日米間を連絡する線路が国境ラインでプッツリ……厚木基地引込み線」103p「横田基地に隣接する福生駅周辺と同じように、厚木基地が目の前…
セブンスターの木。マイルドセブンの丘というのもあるようだが、スキップ。 サイズがわかるよう、娘を置いてみる。 相変わらず、妹を撮り続ける息子。 今日は保健館からZoom研究会。 輪島裕介・永冨真梨編『入門ポピュラー音楽の文化史:〈戦後日本〉を読み…
遠目にはわからないが… 玉ねぎの畝々。 佐藤剛『ウェルカム!ビートルズ:1966年の武道館公演を実現されたビジネスマンたち』リットーミュージック、2018 222-4p「1941年8月、15歳になっていた永島は太平洋戦争開戦の4ヶ月前に帰国した。だが日本の中学校へ…
これも富良野にて。 同僚の西村正男さんよりのご恵送。西村さんはじめ、ポピュラー音楽学会精鋭たちの力のこもった論集。 まだすべては読めていないが、気になった抜書を今回も。 輪島裕介・永冨真梨編『入門ポピュラー音楽の文化史:〈戦後日本〉を読み直す…
1万円札を、いまだに聖徳太子と言ってしまう。 村元武『プレイガイドジャーナルよ1971~1985』東方出版、2017 (前出の1974年アメリカ・バークレーへのツアーの際)40p「あのアメリカが、思いもかけず近づいてきたことに驚いてしまった。こんなに簡単に想像…
8月末、3泊4日の北海道旅行。美瑛にて、なぜか観光農園に新宿駅。 地元の中学生たちが、子どもたちが遊ぶように製作・設置したとか。 一泊目、函館の宿でテレビをつけると、モルック世界大会(函館開催)の話と、兵庫県知事の話題をやっていた。兵庫、情けな…
小野耕世『ドナルド・ダックの世界像:ディズニーにみるアメリカの夢』中公新書、1983 3-5p「だれでも、太平洋戦争が終わったころに東京にいて子ども時代がはじまった人たちなら、多かれ少なかれ、私と同じような体験をしているだろうが、私は東京にいて、ウ…
いつかの飛行機雲。 泉麻人『昭和40年代ファン手帳』中公新書ラクレ、2014、(1971(昭和)46年) 187p「このオモチャは「アメリカンクラッカー」の商品名で売り出されていたもので、日本製の代表メーカーはアサヒ玩具(「ママレンジ」などをヒットさせてい…
昭和の雑誌。熱気ムンムンのソウル… 坪内祐三『ストリートワイズ』晶文社、1997 「「本場(アメリカ)」という他者が消える時」 135-6p「私にとってアメリカとはまずディズニーであり、プロレスであった。これは、けっして比喩的な意味で言っているのではな…
お盆中。堺からの帰路。湾岸高速にて。 柴田勝章『戦後ポピュラー日誌』八曜社、1982 「WVTR(後のFEN)放送開始(1945年)証言by糸居五郎」 71-2p「大連中央放送局のアナウンサー時代に終戦を迎えた糸居五郎は、二年間の抑留生活のあと、引き揚げた。子どもの…
マイケル・K・バックランド『イデオロギーと図書館:日本の図書館再興を期して』樹村房、2021 169p「民間情報教育局のCIE情報センター(以下、情報センターと略記)は国務省に移管され、新しい米国情報局(U.S.Information Agency:USIA、米国国外ではU.S.In…
マイケル・K・バックランド『イデオロギーと図書館:日本の図書館再興を期して』樹村房、2021 77p「岡山の情報センターは、一つの良い例である。同センターは、活発な館外活動、特に子ども向けの見世物(show)、展示、プログラムを企画した。地元の日本人芸…
マイケル・K・バックランド『イデオロギーと図書館:日本の図書館再興を期して』樹村房、2021 75-6p「東京の最初の図書館の蔵書は、当初は数セットの「兵隊文庫」のみであったが、より充実した蔵書がすぐに構築された。一つのCIE情報センターには、約6,000冊…