60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

大学論

L'école des Annales

カルロ・ギンズブルグの『チーズとうじ虫』、読了。 日本近世史専攻の学生から、広告代理店社員に転身し、自身の大学時代を黒歴史視し始めていた1984年に翻訳が出た。なんとなく気にはなっていたが、過去は振り返らない!と、37年間も読むことを遠ざけてきた…

小学生の鈴木愛理

以前からこうした雑誌連載があるのは知っていたが、本になっていたとは…と早々に取り寄せ、読む。一番印象的だったのは、224p 岩岡(略)2期メンバーが入って、矢口真里って子がかわいいなって、なんとなく好きになっていってライブ観に行きたいなと思って。…

昨日の薄暮

新聞報道以上のことは知らないが、某学校法人理事逮捕の件、世間的にはわかりにくい話なのだが、大学と法人はとりあえず別物と考えてほしいものだと思う。経営(理事会)サイドに不祥事があったとしても、そのことをもって、イコール教学(大学)がダメとさ…

さよなら星型団地

今朝早くにお彼岸の墓参、その後原付で大学へ直行の道すがら。もうすぐ取り壊されるであろうスターハウス。映画「円卓」のロケ地だったが。 さて、今朝からまた講談社のサイトに文章を載せていただいております。 THE FIRST TAKEが「広告賞」を次々受賞…その…

今朝の仁川と同族大学

台風一過、この辺りはさほど雨量はなかったが、他の地域ではどうだったんだろう。 J・ブレーデン&R・グッドマン『日本の私立大学はなぜ生き残るのか:人口減少社会と同族経営:1992-2030』中公選書、2021 大学を同族経営する学校法人を、文化人類学者がエス…

planned obsolescence

仕事柄読んでみる。延々と好況が続いてきた稀有な業界としての大学産業とか、少子化への危機感がより先行した関西圏の私大とかいろいろごもっともとは思う。ただ、この間学生数を増やした大学は、新たな学部・学科の開設等を続けており「何かそうした動きが…

あの頃。

これを松坂桃李主演で撮るか、今泉力哉監督!? と思いながら、読んでみる。大阪阿倍野で、ハロプロオタ(松浦亜弥の頃の)たちが、群れ集っていた頃の青春譚(といっても皆20代後半あたり)。この大阪市大的な空気感は、大阪公立大になっても残ってほしいもの…

中芝右派、左派

そういえば、3月末にこうしたものも発行されていた。 昨年度最後のチャペルアワーにて行った、学部長としての最後の講話が採録されている。 内容的には、4年間、学部長というものをやってみて、 関西学院なるものが少しわかったような気がする、といったお話…

退任の辞

昨日は、オンブズマンとしての仕事で、大阪市内まで収録に。 オンブズ組織ができるに至る発端は、13年前の「発掘!あるある大事典2」の件でした。志村けんさんのご冥福をお祈りします(私は、5人の中での一番のひいきは荒井注さんだったのですが)。 あと佐…