ので、おたく週間のシメとして一言だけ。
結局言いたかったのは、おたく・オタク・otakuに関しては、
いろんな人がいろんなことを言い、しかもそれが堆積し、世代間のコンフリクトまで引き起こし、
海外で云々が逆輸入され、さらには最近ではアキバ系やら萌えなどの撹乱要因も加わって…
という混沌とした状況にあるわけですが、
話を中森明夫の時点まで戻して、シンプリファイしましょう
ということです。
そもそも、平ガナ書きの「おたく(族)」とは、
「相手のことを「おたく」と呼ぶような(もしくは、呼びかねないような)
コミュニケーションの様式(を共有する人々)」
の意でした。
目の前にいる、一個のフィジカルな人間に対してではなく、
相手の所有する知識やその人の所属する知識の体系に対して語りかけるような話法…
あぁ、このブログがまさにそれ。