60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

モータウンヲタ

昨日は、『永遠のモータウン』と『バブルでGO!!』を鑑賞。


『バブル』に関しては、よくできてるとは思うけど、
なんなんだろう、このキツさは。
昔は時代とシンクロしてたはずの「薄っぺらさ」を、
今ではただただ薄ら寒く感じてしまう。
一見、ペラペラなようで『キサラギ』などは、本気で笑い、没入できたのに‥。


『バブル』の送り手側が面白がってる感じを、
共有できないというか、共有する気になれませんでした。
いくら荒唐無稽でも『彼女が水着に着替えたら』くらいは、まだついていけたのに‥。
製作委員会方式が、とことん鼻につくようになってしまったからか。
それとも『モータウン』を先に見てしまったからか‥。


同じ「あの頃はよかった」モノにしても、
ファンクブラザーズはその後の苦難を経ての再結成であるのに対し
ホイチョイはずるずる延命して今日に至る、だからなのだろうか。


ま、あとは音楽ですね、圧倒的に。
60年代、無名だけど徹底的に革新的だったファンクブラザーズ。
80年代、クリエイターともてはやされたセレブリティたち。
前者の方が、はるかにクリエイティヴだった、ってことでしょう。


80年代、いったい何を聴いてたんだろう???
ボ・ガンボス、ラフィンノーズ、ニューエストモデル、メスカリンドライブ‥
テクノがだめだという時点で、時代から脱落し始めてました。
たぶん後半はCDの復刻盤一色だったんだろうな。


でも80年代、ペラペラの音でモータウンやってた信藤三雄はけっこう好きでした。