60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

パルテノン(笑)

土曜は朝から東京を目ざす。
新横浜→橋本→京王多摩センター。相模総合補給廠、デケぇ〜。


パルテノン多摩にお邪魔するのは、約20年ぶり。
昔社会人院生だった頃、自動演奏楽器のコレクションを見学に来たはず。
江古田の武蔵野音大楽器博物館からまわっていった記憶がある。
武蔵野音大では人間の頭蓋骨でできた打楽器(?)や
黒鍵/白鍵の別がないピアノ(半音ごとにキーが同じように割り振られ、
同一平面上に並んでいる?)が印象に残っている。
一方、自動演奏楽器は、たしか穿孔テープを読みながら
多くの楽器をコントロールをしてたように思う。
じつはデジタル!と思った記憶がある。


多摩センター駅からパルテノンにかけての威容(異様)は、
当時も今もさほど変わらないはずなのに、往時はまだバブルだったしなぁ…。
こんなもんかなぁ、くらいに思っていたのかも。ピューロランド
まぁ、公共機関に自動演奏楽器のコレクションというのも
そういう世の中だったのだなぁ、としか言いようがない。
泡と消えた、ど〜でもいいものも多かったが、
こうした施設やコレクションは、なんとか維持されて欲しいものだ。


講演はあいかわらずバタバタだったが、ご清聴多謝としか言いようがない。
姉と義兄がラストの方見物に来てくれていて、新横浜までクルマで送ってもらう。


車谷長吉赤目四十八瀧心中未遂』(文春文庫、2001)
J.ボードリヤール&E.モラン『ハイパーテロルとグローバリゼーション』(岩波書店、2004)


車谷長吉氏も広告代理店出身者だったのか…。阪神電車
永江朗さんのセゾン文化本にお名前あったと思うので、I&Sなのかねぇ。セゾニフィケーション


エドガール・モラン…。知の巨人というか、グランド・セオリストというか、なんというか。
社会学ではグランドセオリーに「誇大理論」と訳をふることもあったはず。
暗に誇大妄想といっているような…。
でも、初期のモノグラフは、掛け値なしにえぇなぁと思う。