60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

まぁ、できるだけゆっくりと。


54歳の誕生日。でも、普通に出勤、普通に校務。
明日も校務、明後日も校務、明々後日は学外仕事、明々々後日も校務。
家に帰ったら帰ったで、教務やら原稿準備やら。
まぁ、元気で働いていられるだけでも、ありがたいと思う(年齢)。
たくさんの方からお祝いのメッセージをいただき、
ありがとうございます(すべてキチンと返せなくて、すいません)。


松村洋『日本鉄道歌謡史1・2』みすず書房、2015


9歳年上の松村氏も書いていることなのだが、
私も子供の時分には、街頭で傷痍軍人の姿をよく見かけた。
(1990年代に巣鴨に住んだことがあるが、4のつく日にはまだ…)
少年少女マンガでも、けっこう戦争モノ(戦闘モノではなく)は多く
トラウマとなるようなものも多かった(水木しげる、「光る風」
満州からの引揚げモノ、火垂るの墓ガダルカナルひめゆり部隊…)
当時、子供心に思っていたことなのだが、
できるだけ早く年をとって、再び徴兵制がしかれ
戦争が始まったとしても、もう兵隊に行かなくてもすむようになりたい
てなことを、思っていた(そういうことを言うと、
最近では「自分勝手だ」「わがままだ」と叱られるらしい)。
まぁ、もうさすがに兵士としては使いものにならない年齢になったが
子供たちがいるもんなぁ。息子や娘が戦地に赴いたり
戦火に追われたりすることないように…とは考えているのだが
さて、どうしたものだか、よくわからない。


まぁ、子供たちが独り立ちできる時まで、なんとか働きたいものだ。
できるだけゆっくりと加齢する、というのが今後のテーマ。
でも、直近には9月末締め切り仕事と11月の研究会発表と
11月末締め切り仕事と年度内決着仕事(2件?)と
再来週からの大学・大学院教務をなんとかする…
とりあえず1本、校正は返した。と、意に反して、バタバタ。