会社員時代の先輩にあたる方のご著書。
ここ半世紀くらいの広告史が、
たいへんリアルに書き起こされている小説。
実在の人物とは…との但し書きはあるが、
モデルがどなたか、非常にわかりやすい。
現業経験のある方の手によるものなので
細部に至るまでリアリティが行き渡っている。
それゆえ、鈴木俊一、
都市博へのこだわりは戦前からだったのでは
等々余計なことを考えてしまったり。
(暮沢勝巳ほか『幻の万博』青弓社、2018)
素直に楽しむべき小説であるにもかかわらず。
まぁ、なんだ。私は結局もって
やっぱり広告業界は、性にあわなかったんだなぁ。
今日は、2年生を連れてテレビ局見学。
その後展覧会を覗くために、扇町から阿波座へ。
野田阪神・海老江経由で西宮へ。キャンパスに戻り
会議一つ出た後、今夕は名誉教授のご葬儀に。