路面電車愛が止まらず、水木しげるの自伝マンガより。
まずこれは、阪神国道線(もしくは甲子園線)。
出征前、学生などとして関西でぶらぶらしていた頃。
次いで、これは戦後の神戸市電と思われる。
帰還後、傷痍軍人として各地を転々としていたが
神戸に落ち着き、紙芝居などを描いていた頃。
その後、水木は西宮(今津)を経て、上京。
貸本マンガを描きつつ、延々と雌伏の時代を過ごす。
こちらは都電。終戦直後、東京にいた頃にも
新宿−月島間の都電などをよく利用したとか。
岡本健『アニメ聖地巡礼の観光社会学』法律文化社、2018
隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたか』星海社新書、2018
佐藤健二『文化資源学講義』東京大学出版会、2018