遠い昔、会社員時代、一瞬スタジオでお見かけしたことがある。CM音楽の仕事もっと評価してくれ的な発言もあったが、その通りだと思う。この件、会社員時代随一の楽しい業務でした。ちょっとでも絡めたのは、いい思い出。
さて、「豪の部屋」の方は、まぁラストアイドル話から入って、音楽全般へと展開(芸能や時事ネタ挟みつつ)。
(タレント業もやっていた頃に関して)「俺は器用だった思う」「そこそこだったら誰でもできんだよ」
「芸能界を袖から眺めてる」感じだったが、団しん也に「近田ちゃん」と呼ばれたときに、ミュージシャンに戻ろうと思った。「豊川誕を指導するジャニーさん」も舞台の袖から見ていた。
歌詞よりサウンド重視の立場からすれば、「今のヒップホップの人たちって、ヤンキーフォークじゃん」。
(川勝正幸氏の思い出を問われて)近田氏の興味がヒップホップからさらにレイヴにまで移行した際も、律儀に着いてきてくれて、(本来そういう人ではないのに無理して)テント張ってる姿が記憶に残っている。
内田裕也ははっぴいえんどに厳しかった人ということになってるけど、「単にフォーク(歌詞中心という意味ではロックではない)が嫌いだっただけ」「はっぴいえんどでは踊れない」。
(久世光彦氏の不倫に樹木希林氏が言及した件から派生して)「他人(ひと)の不倫なんてどうでもいいんだよ」、マスコミ論点ずらしすぎ、飽きてすぐ次の話題を追いすぎ(だが、それは視聴者の側にも責任が…)。
内田裕也氏は「歌、下手じゃないよ。下手に聴こえる声なだけ」「ミュージシャンに対する払いはキレイだった」。そして、何と言っても「話が(ワケわからな過ぎて)おもしろい」。
などなど。あとは音楽評論家や世相(政治)に対して、舌鋒鋭くというか、まぁ毒づく。風貌も話し方も、著しく北野武似となってきてるような。
また吉田氏との掛け合いの中から、「希林さんと裕也さんとの関係は、(無頼な夫を支えた賢妻的な)美しい話になってる」が、内田さんサイドからすると、いろいろと言い分もある…。
当方いちおう、内田裕也氏の高校の後輩なもので、Second…。
「薬師丸(ひろ子)さんがジューシィ・フルーツが好き」という話も懐かしい。最後の告知関係では、金成玟『日韓ポピュラー音楽史』の販促イベントにも出るのだとか。若々しい限り。
あと、Dr. DreやB’zの話から派生して、吉田氏側から出た「晩年の勝新太郎は、ドクタードレーとビーズは評価してた」件、ツボ。
「ホタテのロックンロール」については、「どってことないんじゃない」。
幾度となく爆笑させていただいたことに(次週はフジコーズですという落差にも爆笑)、感謝。今日は終日重たい業務なので。