60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

かまやつ女

自伝といえば、その後
香山リカの80年代回顧本やムッシュかまやつのものを読みました。
(元新人類と元六本木族の証言、ってことでw)


80年代半ばに東京の医学生から北海道の研修医へ、と
80年代半ばに京都から上京して広告代理店勤務へ。
そんな個人史的背景もあって、80年代半ばに分水嶺というか
潮目を見ようとする点で、香山氏には共感。


それから若者論が矢継ぎ早に出ました。
(小谷敏氏・土井隆義氏のものは未読)


広田照幸編『若者文化をどうみるか?』アドバンテージサーバー
三浦展『日本溶解論:ジェネレーションZ研究』プレジデント社、読了。
前者のギャル関連論文・ヤンキー関連論文は読みごたえあり。
ハウス関連のコラムで紹介されてたHPは非常にお役立ちです。
ブックリスト(後藤和智)もけっこう歯ごたえあり。
若者バッシング言説に対するバッシングって感じです。


後者はそこで槍玉に上がっていた著者の新作。
ちょっとワンパターン化してるんでしょうが、相変わらず芸達者。
マーケッターならではの、自著マーケットの押さえ方をしてらっしゃいます。


しかし、とりあえずは、「かまやつ女」のネーミングは不発。