60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

近況(アラン・パーカー讃)

一昨日、『ご起源さん』(TBS)という番組に、30秒ほど映りました。
「ヤンキーの起源」みたいな話をしています。


テレビカメラが入るには、非常に汚らしい研究室ですが
今週中に、も少し「小ましな」部屋に引越しします。
(その荷づくりのために、ただ今日曜出勤中です
カメリアダイアモンドのCMタイアップソング集とか、
映画『ザ・コミットメンツ』のサウンドトラックとか流しながら
作業してます。ところで華原朋美って、こんなに下手だった?)


もともとこのブログは、
某番組にてヤンキー・アメ村発祥説や河内弁起源説などが
まことしやかに語られていたことへの反発から始まったものです。


何か一区切りついた感じがします。
研究室も移ることだし、この春から特別研究期間だし。


でも、もう少しこのタイトルで、『族の系譜学』から派生した話や
もともとの専門である「広告」について書いていこうと思います。


近況は相変わらずバタバタしているうちに3月も終わり、という感じ。
先週末は京都までCMがらみの公開シンポや研究会へ。
本題とは関係ないですが、
公開シンポのフロアからの質問聞いてて、「俗流若者論」(後藤和智氏)って
やっぱり需要があるから再生産され続けるんだなぁ、と感じました。
最新刊の『テレビブロス』によれば、日本人の平均年齢は43.5歳で
ちょうど岩井志麻子さんが中央値に当たるとか。
いまだ「枯れる」の境地には至らず、若者を叩き続ける言辞のマーケットは
それなりにあるんでしょう(読書人の平均年齢とか言い出すと、50オーヴァー?)。


子供たちの近況は、娘は性格的にひたすら「ドキンちゃん」化し
息子は「クリームパンダちゃん」化しています
(「玉子丼マン」というマイナーキャラにもちょっと似てます)。
それから、息子はやたら引き算に凝っています。
「パパ、こむすびマン引く3は何?」
といった理不尽な、やや哲学的な問いを一日中発しています。
(「パパ、氷の女王引くママは?」
「似たようなもんやからゼロちゃうか」
といった会話をしたことは内緒です)
でも、幼稚園は来年春からの予定なので、
こちらのほうは、一区切りというわけにはいかず。


区切りといえば、最近靴下をまとめ買いました。
22の歳から36まで、仕事クソ忙しい独身生活をおくっていたので
最初の6年間はコインランドリーにてまとめ洗い
(登山用のリュックに、洗濯機5台、乾燥機3台分の汚れ物をかついで行くみたいな、
そのためにけっこうな高さに百円玉積み上げてたみたいな、
その店を事実上一人で占拠しているみたいな
ちょっとそれが大富豪(なんせ小岩だし)ないし支配者気分だったりとか…)
後半の8年間は単身者とは思えないデカイ洗濯機と乾燥機を購入し
2ヶ月に一度、日曜日に朝から晩まで回し続けてました。
なので、靴下70〜80足はもっていました
(同じブランドのものばかり。片方に穴が開いても、もう一方をとっておき
さらに穴あきが出たときに再登場させるというセコい戦法)。
しかし、さすがに、それも尽きました。
転職後、夏はサンダルを多用してましたが、さすがに冬はそうもいかず
時に二枚重ね履きしてました(底冷えのする研究室から祝脱出!)。


区切りの春、リスタートの春。
子供たちが生まれたとき、ここが折り返し地点か
と思いましたが、その感を最近さらに強くしています。
実り多い復路にしたいもんです。