60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

通天閣はキャラがぶれない



写真は、新社会学部棟、裏側から。現物はまだ見ていないが、この前の日曜、『通天閣』の書評が載ったよう。
http://www.nikkei.com/life/review/article/g=96958A96889DE1EAE3EBEBE4E5E2E0E3E2E3E0E2E3E09F8891E2E2E3;p=96948D819791E18D91938D81E38D


日経新聞さんには、昨年末『ラーメンと愛国』の書評も書かせていただいた。
先日引いた村上かつらさんのブログに、通天閣はキャラがぶれない、とあったが
ラーメンから通天閣までカバーする、当方のキャラはぶれぶれ。でも、ご用命あれば、
対応できる限り、なんでもやります、えぇ。二冊とも読んでて純粋に面白かったし。


書評と言えば、佐藤卓己さん、『現代史のリテラシー――書物の宇宙』岩波書店、2012
ご恵投多謝です。これまで書いた書評だけで一冊を編むとは、さすが現代の読書童子(©佐藤健二)。
振り返りみて、自分が書評らしきものを公刊したのは
「ポープ,ダニエル『説得のビジネス』」「ロック,D『マグリットと広告』」見田宗介ほか編『社会学文献事典』弘文堂,1998年2月

佐藤卓己著『現代メディア史』」1999年3月27日『図書新聞』(2431),図書新聞
「クリフォード・R・ショウ著『ジャック・ローラー』」1999年3月号『中央公論』114-3(1378),中央公論新社
あたりから初めて『通天閣』でやっと17本目。もっともっとやりたいものだ。


日経新聞といえば、日経新聞出版さんのおかげで、来週には『人はなぜ<上京>するのか』日経プレミアシリーズが店頭に並びそう。
こちらもよろしく。850円プラス消費税で893円也。


川村蘭太『伝説のCM作家 杉山登志――30秒に燃えつきた生涯』河出書房新社、2012
NHK無縁社会プロジェクト」取材班『無縁社会――“無縁死”三万二千人の衝撃』文藝春秋、2010
ヤコブ・ラズ『ヤクザ、わが兄弟』作品社、2007


ヤコブ・ラズ、壮絶に面白い。書評したい〜〜。でも、2007年刊か。
『ヤクザの文化人類学』は、社会学者(ゴフマニスト)として楽しんだが、『ヤクザ、わが兄弟』は読み物としても一級品。
ヤクザの由来が、おいちょかぶでの8+9+3からきてる(という説がある)ことを、初めて知る。
そう言えば、近著『人はなぜ<上京>するのか』は、893円……