谷川建司ほか編『コンテンツ化する東アジア』青弓社、2013
「ポピュラーカルチャーを通じて出現した「香港人アイデンティティー」」を読んでいて
艾敬(Aì Jìng、アイ・ジン)の「我的1997(私の1997)」という曲を思い出した。Wikipediaに
「中国人が初めて1997年の香港返還について歌った曲として中国および香港で話題になった」
とあるが、日本でもテレビ番組「アジアNビート」などで流れていた(CDを買った記憶が…)。
たしか、ヤオハンデパートってどんなとこなの?と、ヤオハンへの憧れを歌っていた。
なんか、わずかの間に、すべてが変わってしまったんだなぁ…と思う。
1990年頃、ニューヨークに遊びに行った際、紀伊國屋書店のNY店に勤める
大学時代の友人に会った。NY店はロックフェラーセンタ―に入っていて
目の前にスケートリンクのあるあたり。ニュージャージにも支店があり
「ヤオハン」デパート内に入っていると言っていた記憶が…。
ロックフェラーセンターを三菱地所が買っていた頃だろうか…。
いやほんと、ほんの20数年でここまですべてが変わってしまうとは。