60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

見本到来

一昨日の土曜日『族の系譜学』の見本が到着しました。


感じよく仕上がっているのですが、
やはりパラパラ見ただけでも誤植は数ヶ所ありました。
再校で真っ赤にして返しているので
すべてがうまく直るとは思ってはいなかったのですが、
ちょっと「あちゃちゃ〜」と感じる点があり、版元に連絡し、
「可及的速やか」に正誤表を挟んでいただくようお願いしました。


もしご覧になって、正誤表が見当たらない、という方は
お手数ですが

236ページ 8行目 自嘲にって → 自嘲によって
357ページ 図26キャプション
           V-BOY(上段左 → V-BOY(上段
           B-BOY(下段 → B-BOY(下段左
           D-BOY(上段右 → D-BOY(下段右
392ページ 12行目 非通念的制 → 非通念性

と訂正いただければ幸いです。
また、ご覧頂いて何か問題をお感じの節は、
プロフィールのところのメアドにご一報いただければ幸いです。


でもまぁ、若干の瑕疵はありながらも、
400ページ超の単著が出せたことには、
ただひたすら解放感と安堵、肩や背中の荷がおりた心地です。
テーマが若者文化とかなので、ネットで紀要の拙論を読まれた出版社から
やわらかく書き直していただくということで、本にしましょう
みたいなオファーも頂戴しましたが、
硬めのまま、2600円(出版助成無しで)という値付けで
本にしていただいた青弓社さんには多謝です。


昨日日曜日は、研究会で京都のマンガミュージアムへ。
海洋堂フィギュア展の力か、けっこう混んでいました。
せっかくなので、館内一周。いいミュージアムですが
ただ、もともとが街中の小学校だったので、思ったより狭いです。
校庭跡も人工芝でなく、天然芝だったらなぁ…、と思いました。
京都市にがんばっていただきたいものです。


まだ時間があったので、新風館
(ちょうど烏丸御池の交差点を挟んで、対角線上の位置)。
ビームスでサンダル買って、ヴィレッジヴァンガードをひやかしました。
写真集『My Freedom Vol.4』のデッドTシャツ特集に心が動くものの、自重。
『族の系譜学』って、ヴィレッジヴァンガードで何冊置いてくれて
何冊捌けるかが、かなり重要なポイントなんじゃないかという気がしてきました。
なんとか版を改められるようになり、誤植等の修正ができればなぁ〜


研究会もかつての教室で。
こうした研究会に出るのは楽しいのですが
出れば出たで当然、研究課題をまた一つ背負うことになります。
本出たからといって暇になるわけではなく、
原稿・校務・教務・育児の日々は続きます。