60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

なをきと直樹

唐沢なをき「まんが極道(1)」
浦沢直樹「21世紀少年(上)」を読了。


同い年の星、唐沢なをきの新作。
「漫画家超残酷物語」のモチーフをより自由かつ大胆に…
って感じです。あいかわらずです。独壇場です。


ふと、ここで描かれていることが、
そっくりそのまま「学問極道(文系博士課程編)」になるのでは
と思ってしまいました。かつて「学問で食っていく」は、
「漫画で食っていく」ほどリスキーな選択ではなかったのですが
今の実感で言えば、どっちもどっちという気がします。


動物のお医者さん」みたいなほのぼの院生な世界ではなく
唐沢なをきの描く大学院生ものを読んでみたいもんだなぁ
ってなこと言ってると、いつか背後から殴られます。


話変わって、ついに東京中央郵便局も建て替えとか。
20世紀少年は消えゆくのみ、ってことです。


『族の系譜学』に話戻って、さっきアマゾンで検索かけてみると
イメージはまだでしたが、予約可にはなっていました。
で、自分の名前を入れて検索してみて、絶版になっている処女作が、
古本市場@ネットでけっこういい値段になってることを知りました。
絶版になった時、売れ残りの数十冊をいただいてます。
お、こりゃ一財産と思ったけれども、
よく考えてみたら、一気に売りに出したら値崩れ必至ですな。