60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

指定されたい


サントリーの雁風呂。山口瞳と浜の漁師。
このCMが流れてた頃、たしか『マジメ人間』だったかを読んでいて
そこに収められた小説の一つに、この話をネタにした掌編があり
あぁ、あれだあれだ、CMでやってる…と思った記憶がある。
コピーライターって、そんな話を拾ってくる仕事なんだと
誤解する中学生。脈絡もなく、重機が立った、立った。



夏休み最後だから、子どもの相手をせんとなぁ〜
と言いつつ仕事をしている。一冊分の大きな原稿を前に
字数を指定された、短い原稿へと逃げている(いや、仕事が進むこと)。
仕事から逃げて仕事してたら世話はないが、字数の指定があると
妙にサクサク書いてしまうのは、コピーライターだった頃の癖だろう。
もうそろそろ、某ギルドから抜けてもいいかと思い始めているのだが。