60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

うぉーのオッサン



今日は朝から京都へ。会議は昼からなので
一乗寺恵文社まで行ってみる。
一乗寺の商店街を野太い声を響かせて歩く雲水(?)たち。
けっこう喜捨する人たちもいる。
大学時代、「うぉー」と何やら唱えつつ
一列で歩む雲水たちの声を下宿でよく聞いたものだ。
今でもあるんだなぁ。京都で育った子供は親から
「いい子にしてへんと、うぉーのオッチャンが攫いに来るで」
と言われたのだとか。今もそんなこと言うんだろうか。


話かわって、ゼミの卒業生が佐治敬三賞なのだとか。
http://www.advertimes.com/20150316/article186202/
めでたい。


さらに話かわって、日曜日に兵庫県では
「Live!Love!Sing!」の増補版(?)を放送していた。
ざっと見た感じでは、祭の幻視シーンのあたりが足されたよう。
たしかにこの方が、祭への移行がスムーズだし
主人公(石井杏奈)が神戸に来た事情もよくわかる。
でも「鄙稀」って。それから、雨の中の祭はちょっと違和感。
多くの人に集まってもらった以上、
晴れ待ちというわけにはいかなかったんだろうけどなぁ〜。
『TVbros.』誌記事によれば、祭のエキストラは、
実際にあのロケ地に住んでいた方々なのだとか。


京都の往き帰り
西加奈子サラバ!(上・下)』小学館、2014年
増田寛也編著『地方消滅』中公新書、2014年
小倉紀蔵『韓国人のしくみ』講談社現代新書、2001年