60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

10本目。未成年:続キューポラのある街

明けましておめでとうございます。これまで日々のタイトルに、○回目としてきましたが、よく考えてみればブログタイトルは「100本立て」なのだから、○本目に改めて。


1965年、監督野村孝。吉永小百合浜田光夫コンビの続編。同じく川口が舞台で、ジュン(吉永小百合)は工場に勤めながら、定時制高校に通う。冒頭に、北に帰国した友人(金山ヨシエ)からの手紙。ヨシエ・サンキチのもとに向かう菅井きん(日本人妻)。前作とは、若干帰還事業の描き方のニュアンスが違う?
また、ジュンは民族学校の学生と知り合う。そのことを問い詰める父親、工場の職制。そして、「朝高の校章・ボタンは高く売れる」「近くのセイガクは欲しがる」(強面の朝鮮高級学校というイメージ?)というチンピラたち。
もろもろ社会の矛盾を感じ、ジュンは社会事業大への進学を考える…。岡田可愛がかわいい。