60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

30本目。伽耶子のために


1984年、小栗康平監督。呪怨の伽椰子と混同するなかれ。
封切当時、「泥の河」からの流れで、観た記憶があります。
その後、原作を読み、図書館で再度DVDにて鑑賞。


原作の中の伽耶子は、南果歩演じるところより
も少しコケティッシュというか、デモー二ッシュな感じが…。


その昔劇場で観た時(たしか岩波ホールで)
誰かがいびきをかきだし、周囲が思わず笑ってしまった
という記憶があります。その笑いは、非難するというよりも
「やっぱりあなたも退屈ですか」との共感によるものでした。
う〜ん、観返してみて、いい作品だと思うんだけど
このテンポは眠気を誘うと言えば、その通り。


今日は面談、校務会合など。


なべおさみ『やくざと芸能界』講談社α文庫、2015


怪作としか、いいようがない。