60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

藤本義一はそろそろ漫才賞の審査員を辞めたほうがいいのでは

またしても、脱線。


CSで1975年ATG作品『鬼の詩』を見ました。私が中学生の頃の作品です。
当時私は、上方落語フリークで、「パルコ十円寄席」などのラジオ放送をエアチェック
藤本義一難波利三の芸人モノを好んでました。いや、上方芸能フリークだったかもしれません。
河内音頭の「鉄砲光三郎アワー」といったテレビ番組を好み、
夏になるとデンスケ(死語、大宮…ではないです)を担いで、櫓を追っかけてました。


そんなわけで、この映画もたいへん見たかった記憶はあるのですが、なぜか今回が初見です。
映画では主人公(落語家)の奥さんは、流産して死んだことになってますが
藤本義一の原作では、子どもが生まれたという設定だったのでは…???
との疑問が残りました。映画用の脚色だったんでしょうか。それともこちらの記憶違い???
それから、映画では主人公の仏教への傾倒が描かれてましたが、原作もそうでしたっけ…???。


仏教への傾倒といえば、故桂枝雀を思い出します。
そう言えば、関西では平日の夕方に
枝雀や桂福團治(映画の主人公役)の出ていた番組があったはず。
その曜日には、一目散に帰宅する中学生でした。