60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

闇市から鶴一へ

藤田綾子『大阪「鶴橋」物語:ごった煮商店街の戦後史』現代書館、を読みました。


昨年末に読んだ、長田昭『アメ横の戦後史』(渥美清は、テキ屋の一家に世話になっていた…
という貴重な証言アリ)に引き続いて、「闇市からの戦後史」。


特に面白かったのは、鶴橋のコリアンタウン・イメージは、70年代以降のものだという点。
神戸の「南京町」も、チャイナタウン(中華街)化したのは、さほど古いことではなく
異人館とか、ポートピアとか、神戸市が観光施策に力を入れた結果だとか。


鶴橋のカフェ・エソラは、カフェ自体は休止中のようですが、
大阪駅構内にケーキの店esolaとして進出したとか。
オモニの焼くチーズケーキ!