60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

クリスマスボウル


昨日は、朝子どもたちを近所の公園に連れて行き、
昼前から王子公園に一人で向かう(子どもたちはクリスマス会へ)。


本務校の高等部とW高との、アメフト全国一決定戦。
ゼミ生が学生コーチのヘッドをしていて、これがラストゲーム
クリスマスボウル出るんだったら観にいくといってしまった手前
出かけてみる。さほど寒くもないし。せっかくの関西開催年だし。


水道筋の商店街で腹ごしらえして
(というか、なぜ西宮北口の阪急そばに行列が…)
ゲーム開始30分前にスタジアム入りしたが、すでにけっこうな人が…。
とりあえずメインスタンド側に座るが、
端のほうだし照明のポールで見にくいなぁ
というわけで、ゲストスタンド側にまわる(えぇんかいな)。


本務校のスクールカラーは身につけてないし、
喜怒哀楽が表情や仕草に出にくいタイプなので、まぁいけるかなぁ。
ゲストスタンドは、メインよりは手狭だが、
応援団席前にスペースがあり、ベンチ横、センター近くまでいける。
応援よりは観戦重視の人たちが集まるエリアって感じがして、好都合。
背後、柵越しにブラバンを背負うことになるが
まぁ、そんなにうるさくはなさそう。
ただし、高さはグランド面に近いので、
サイドラインに並ぶW高選手の背で若干見にくい。
でも、立ち上がればだいたい見える。すぐ後ろに観客がいるわけでもなし。
(座るといってもコンクリだし、基本立ち見で)


試合始まるが、本務校、押され気味。攻守ともに、力負けしてる。
W高、ディフェンス強い上に、絶対的なRBがいる。前半2TD奪われる。
背後のブラバンの指揮者の先生に、指示を出すアメフト部関係者が
ちょうど真後ろに陣取っており、「ここで20秒ありますから、○○いきましょう」
タイムアウトは60秒ですから、××やりましょう」と声が聞こえてくる。
(解説聞いてるみたいで、ちょっとお得)


「ここはWがパントですから、ボール止まったところで△△を…、あ、パスしよった!」
というように、味方を欺くスペシャルプレーまでを、
地力に勝る相手に決められていては、正直しんどい。
でも、後半はTDをゼロに押さえ、重戦車みたいなRBが1本返す。意地見せてた。
3年生QBがケガで退いた後、2年生QBが落ち着いてたり、
2年生LBが獅子奮迅だったりと、来年につながる感じは○。


ほぼ逆転不可能になってから、
2年生QBから思い切ったパスがとんでおもしろかったが
W高選手の手に当たることが多かった(周囲はインターセプトならずでため息
こちらはパス不成功でため息、残念がってる点は同じなので不審がられない
というシチュエーションがやたら多かった)。
カウントダウンが始まったところで帰路につく。
勝利側スタンド的には不審、不審。でもバックれる。


その活躍してた2年生LBは変わった姓で、ひょっとしたらあの方の…
と思う。あの方の告別式に出たのが、多分13年前。
こんな小さな子を残して…、みたいな声を記憶してるので
年齢的には符合する。う〜ん。


行き帰りの車中では
平松隆円『化粧にみる日本文化』水曜社、2009年
来年のパルテノン行きに備えてだったが、
細雪』の電車の中で化粧する云々の件を、神戸線の中で読むのも一興。
あと、三田紀房『透明アクセル3』講談社、2010年。
なんじゃ〜、この終わり方は!。せっかく、広告業界モノとしては
マーケッター五郎やサプリ以来の…、と期待してたのに。


明日(というか今日)、校正1本と短い原稿2本を送って、
仕事一区切りつけることができそう。メリーXマス、って一応いえそう。