雨の土曜日、八重洲富士屋ホテルに泊まった。
八重洲の地下街がどんどん広がり、有楽町へと迫りそうな勢いの中
古くからあったせいか、地下でつながらず、残念なホテル。
あと一歩まで来て、路上に出て傘をささなければならない。
それから、八重洲ブックセンターも。
日曜朝、丸の内側から東京駅に行ってみる。
かつて都庁があった向かい側、古い東京ビルで働いていた。
京葉線の駅ができる以前のこと。中央郵便局の外観は残ったが、
東京ビルは完全に刷新、丸ビルも面影なし
（ステーションホテルは、改装中）。新しい東京ビルでは
インディアンのカレーとか食べられるようだが、昔の方が…
JALや昭和シェルの社員食堂に紛れ込んだり、東宝ディンドン…
高架下だけは、昔ながらの風情が残る。
フレデリック・マルテル『超大国アメリカの文化力』岩波書店、2009
ウィリッヒ・ベック『世界リスク社会論』平凡社、2003
鶴田幸恵『性同一性障害のエスノグラフィ』ハーベスト社、2009
今日は、オフィスアワー（留学組のゼミ選択・選考がチラホラ）→
昼休み会議→午後3年生ゼミ、といった流れ。
合間を縫って、原稿やら書類修正やら、もろもろ闇のお仕事とか。
木曜には番審など、会議もあるし…。
昔、正月あけて、新幹線で東京に戻ってきたとき
東京駅のホームに滑り込む直前に左手をみつつ
「東京ビル、無くなってないかなぁ…、やっぱ、そんなわけないかぁ」
と思っていました、とさ。
