写真は用賀。世田谷美術館からの帰り道。
こうしたところに住む以上、クルマも凝らないと。
でも、道すがらやたらと鬼瓦。なぜ?
行きは成城学園からタクシーで行ったが、
撮影所が近いからスターが住みついた…
というのも納得。あと、世田谷の道の狭さも納得。
日大のタコ足加減も再認識。あぁ、ここにも日大。
で、村山知義展。プロレタリア運動、かわいい絵本、
モボモガ、前衛芸術、新たなメディアテクノロジーetc.
でも戦後は新撰組などもアリの混沌とした宇宙。
なかなか充実した内容で、けっこう楽しめた。
でも、どの駅からも遠い、砧公園という立地が…。
夏休みの宿題に動員されたらしき、小学生たち。
あとは婦人会的なグループ。国立新美術館では、
いかにも美術愛好家やら、美大生風が多かったのだが。
2Fは花森安治展。一銭五厘の旗も作られていた。基本、
暮らしの手帖推しで、パピリオとか大政翼賛会は無し。
まぁ、しょうがないか。世田谷だし。お上品な奥様たち。
高校時代、現代国語の先生が、花森が好きだったようで
一銭五厘の旗の文章を、授業中朗読されたことがあった。
他は一切忘れたが、そのことだけは妙に記憶に残ってる。
教育はボトルメールみたいなもので、届いてるか
届いてないかよくわからないが、ひょんなことで
数十年を経て届いていたりもする(意図した届き方か
どうかはわからないけど)。教壇で話したり、
文章書いたりは、結局ボトルメール流してるだけかも
などと思いつつ、昼間図書館等をウロウロ、
夜ホテルで書評原稿をいじいじする日々。
(あぁ、ブログもボトルメールだよなぁ)
書評は久しぶりに、グレイトフル・デッドというか
デッド・ヘッズのネタ。気分を盛り上げるためもあって
デッドTで都内ウロウロ(タイダイやらデッドベアやら)。
国会議事堂前駅から総理官邸前の交差点を折れ
議事堂正面真ん前の道を進んで、国会図書館へ通う
(図書館のシステム、けっこう変わってる〜)。
居並ぶ警備関係者の視線は、反原発?とやや警戒気味。
う〜ん。デッドTには、こんな効果もあるのか。これも
先人からのいろんなボトルメールが作用してるような…
塚越健司『ハクティビズムとは何か』ソフトバンク新書、2012
たまたまだが、この本もなんかデッドっぽかった。