60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

恵送御礼


同期入社だった中村隆紀さんからのご恵送。
中村くんは、クレバーでスマートな人だったが
相変わらず、端正でバランスがよいなぁという読後感。
かつてはCMプランナーだったが、
今の仕事は教育・人材開発等々らしい。
いい本なのだが、その後に


本橋信宏『全裸監督:村西とおる伝』太田出版、2016


を読んでしまうと、発想法とかクリエイティビティとかって
学ぶようなものではなく、勝手にほとばしるもんだろうなぁ
とも思ってしまう。トランプが勝つ世の中だしなぁ。
昨日ある人と、クリントンとトランプを日本でたとえると?
という話をしていて、片山さつきハマコー説が出ていたが
ハマコーというより、村西とおるじゃないかという気がする。
同世代(団塊ないしベビーブーマー)だし。
まぁ不動産王と借金王との違いはあるけど。
ともかく、パワフル(最近の村西とおるはどうなんだろう)。
論理が破綻してても、ともかく人を巻きこんでしまう。
巻きこまれた人に、不幸が待っていたとしても。


ハマコージェームス・ブラウン説はちょっと無理があったし。
関ジャニ村上君の「誰がトランプやねん」もあるけど。
村西とおるの発想力は、確実に社会を変えたよなぁ。
構想力はなかったにせよ、オリジナリティとか
クリエイティビティとかが、勝手に身に付いてる感じだった。
唯一無二の存在だった(あんな人、たくさんは要らないけど)。


ちょっと面白かったのは、本橋氏が「夜の早慶戦と称して、吉原トルコ風呂に早慶の男子学生を沈め、テクニック、サイズ、マナーといった項目で採点するというバカバカしい企画をたて記事にした。慶大広告学研究会代表はテクニックはたいしたことなかったが、現役トルコ嬢が、「あんなビッグサイズ見たことないわ」と驚嘆していた。慶大広告学研究会代表はその後、民放に就職、現在は解説委員の重鎮として皇室報道に欠かせないビッグな存在になっている」のくだり。
「トルコ風呂」という言い方も、時代だなぁ。


今日はバリウム飲んで、あとは打合せ、会議など。