60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

サマーフィルムにのって

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台風の中、映画を観にいく。

 

伊藤万理華スゲェ、金子大地スゲェ、松本壮史スゲェ、メーテレ、がんばってるなぁ、ソニー(ミュージック)、やるなぁ。
「桐島、部活…」は、スクールカース下位の映画部という話だったが、こちらは映画部内カーストの話。そこに天文部女子、剣道部女子、補欠っぽい野球部、ヤンキー男子がからんできての、あれやこれや。
こちらが青春映画フェチであるのに加えて、「5秒以上の映像のない未来」という設定にうならされる。荒唐無稽のようで、どこかリアリティのある設定のため、一気に最後までもっていかれた感じ。
5秒以上の映像のない未来(ゆえにNetflixもない)で、どうして映画を知ったのか?等々、考え始めるといろいろあるんだろうが、まぁそれはどうでもよくなってくる。
やはり、伊藤万理華敢闘賞な映画だった。

 

東原文郎『就職と体育会系神話』青弓社、2021