60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

半月

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木曜だったかの帰り道、きれいな半月だったが、まぁスマホカメラではこの程度。

 

昨日は登校、教務や外仕事準備。今日は雨っぽかったし、自宅で教務・原稿・rtv観戦。

 

木下浩一『テレビから学んだ時代』世界思想社、2021

中川五郎『ぼくが歌う場所』平凡社、2021

 

いずれも、関西がコンテンツ生産の力を保っていた1960年代…と読めてしまう。
いわゆる腸捻転以前の話とか、関西フォークのあれやこれやとか。
中川五郎に「1923年福田村の虐殺」といった近作のプロテスト・ソングがあるのを知る。
「トーキング烏山神社の椎の木ブルース」という作品もあるよう。
これは徳冨蘆花の「みみずのたはごと」にあった件なのだろうか。
ウディ・ガスリーの1913Massacreeも出てくるし、アーロ・ガスリーのAlice's Resttaurant Massacreeのことを思い出したりもする。
あと、高田渡は、小田実が嫌いだったwww

 

中川から一まわり下なので、60年代のことはかすかな記憶でしかないのだが、
中学生だった70年代前半、MBSなどで笑福亭鶴瓶が関西のラジオスターだった頃
なぜか、もっとマイナーな若手落語家がパーソナリティをつとめるラジオ大阪の番組をよく聞いていた。
そこで高田渡を知り、その流れで、アメリカンニューシネマ小僧だった高校時代、「ウディ・ガスリー~わが心のふるさと」に行き当たる。

 

なんやかや、地下水脈的に、いろんなことが絡まりあって、今日の自分がいる。