冬、寒くなってくると、まず靴下を2枚重ねにする、原付に乗る際の手袋を二重にする、いよいよとなるとヒートテック・レギンス…
その際のアンダーグローブは、会社員時代に支給された、防災グッズセットの中にあったもの(そろそろ、今シーズンで廃棄されそうなくたびれぐあいだが)。
堺の実家に帰った時、中学時代の製図用鉛筆(@技術科)がまだ使われていることに驚いたが、物持ちのよい家系というか、断捨離下手な家系というか。
さらに念のために、研究室には防災セットの中にあった、ヘルメットと防煙フードもまだ置いてある(支給品持ち出しの件、時効ということでお願いします)。
「H」の文字は、自分で勝手に書いた(会社のロゴマーク・シールもあったかもだが、剥がしたよう)。
このヘルメットで、あご紐にタオルとおして口をふさぐスタイルで、夜中社内を走り回っていたら、上司(40~50代)たちにはうけたが、先輩(30代)たちには嫌われた。同期たちは元ネタがあまりわからない感じ。
改築前の東京ビルの時代。同じビルに入っていたチッソでは、まだ青焼きコピーを使っていた。
製版屋さん・写植屋さんとの連絡はガラ電(取っ手をガラガラ回すと繋がる)で、もう使われていなかったかもだが気送管(エアシューター)もまだあった。
セキュリティシステムの整ったビルに入り、ちゃんとした会社然となるはるか以前の話。
野蛮でろくでもないところ多々あったが、まぁ年月を経ると記憶は浄化されるので、あれはあれでよかったような気もしてくる。
昭和は遠く…
今日は2年ゼミ、家庭の用事、通院の一日。