寡聞にして知らなくて、ひょんなきっかけで読み始めたら、読み終わるまで他のことはできなくなる。
まぁ、今日からレポート採点を開始して、できればこの週末で23年度の教務は終わらせて、次のこと考えなければのタイミングなので、昨日中にともかく読む。
図書館報の巻頭言(91号・92号)にも書いたことだが、小学生の時に児童書で『安政五年七月十一日』にふれたり、山本周五郎を漁ったりしていて、日本近世史専攻に至った10代の頃のことを思い出す。
https://library.kwansei.ac.jp/archives/kanho/kanho.htm
墓も移し、縁続きの人もほとんどいなくなったのに(ましてや生地でもないのに)、本籍を岡山県玉野市宇野に残し続けてるのは、やっぱり、児島(半島)への愛着なんだと改めて認識。
江戸時代の鳥人間の話だが、本文中の八浜や田井、日比といった地名をみてるだけでもなぁ。
もとは島だった児島。大八洲(おおやしま)の次に生まれたというあたりも、なんか中途半端なポジションでいいよなぁ。