60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

身辺雑記4

なんか最近、全然日記書いてません…。


新学期が始まったってこともあるでしょうけど、久しぶりに単著を作ろうという野心が芽生えて
ここにきて悶々かつグチャグチャと、文章を書き連ねる日々を過ごしているせいだと思われます。


その作業に着手するに至る助走期間と、頻繁にブログ書いてた時期とが符合します。
何か書くに書けないモヤモヤを、よくわからないままに日記に認めてたって感じでしょうか。
でも、昨年来からブログつけていたことは、最近始めた原稿作成作業に、
けっこう好影響を与えているというか、ウォーミングアップぐらいにはなってたようです。
自分でも把握していなかった、自身の最終的な立ち位置やスタンスみたいなものを、
自覚することができました。(やっぱ、TPDだよな、とか)


ブログの主旨からぶれるかもしれませんが、今後ちょくちょくと原稿作成作業の副産物を
備忘録がわりに、アップしていきたいと思います。


ということで、久しぶりに読んだ、小谷敏編『若者論を読む』の感想。
出版年である1993年までの、日本での青年文化論・若者文化論の実にいいサーヴェイです。
そして、昔は気がつかなかったですが、とってもとってもanti-宮台真司本です。
その論点は、要するに「麻布−東大だからって、その経験を特権化するな!」


わからなくはないですが、結局モノを書く時は、
誰もが自分のそれまでの経験からは逃れられないんじゃないでしょうか。