60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

はるばる初芝に北野田


出典は承前、水内俊雄「大阪都市圏における戦前期開発の郊外住宅地の分布とその特質」
大阪市立大学地理学教室編『アジアと大阪』古今書院、1996所収、より。


さて、その私のかつてのジモトである初芝だが、
もともと「西村」駅だったものが、戦前宅地開発にともない
南海電鉄内の社内公募で「初芝」となったとのこと。その後、初芝(商業)高校も開校。
ttp://www.nankai.co.jp/traffic/station/hatsushiba/index.html


大美野の区画の大きさに及ぶべくもないが、ロータリーを配した街づくりは
先行した大美野からの影響かもしれない。さらに大美野の設計が欧州視察の成果とすると
ヨーロッパのランナバウトのコピーとともに、私も育ったということになる
劣化コピーとは意地でも言わない)。また、ヨーロッパにランナバウトが多いのは
馬車の伝統という説をきいたこともある。方向転換するのに、その方が楽だったとか。
自動車の旋回能力を前提に街づくりをするのではなく、馬にもとづいて…


ま、私の生まれ育った1960年代には、そんな典雅なものではなくなっていたのだが。


今日は朝から院ゼミ準備→院ゼミ、処理すべき業務もあり、来客あり。
でも、家の用事で早く帰る必要もあり…。昨晩飲んだので、子どもの相手など。
どうにも典雅とはいえない日々。さらにタイトな役務がひかえている。
そういえばカナダにいるテンガ君(どういうあだ名だ!?)は元気だろうか。