昨日は午前中会議の後、大阪に出て会議。
天神祭りに出くわす。天神橋筋商店街を練り歩くお神輿。
その後、西宮北口まで戻り、同業某氏と飲む。
室謙二『天皇とマッカーサーのどちらが偉い』岩波書店、2011
棚橋昭夫『けったいな人びと』浪速社、2000
室謙二さんとは会社員時代一瞬だけすれ違った記憶がある。
1995〜6年の、転職するまでの一年ちょっと、広告代理店の経営企画室にいた。
ウィンドウズ95が出て、インターネットブーム到来、というか上陸みたいな頃。
それまでのテキストベースのパソコン通信から、
モザイクやネットスケープ(今ならエクスプローラー)の華やかな世界に〜
なのだが、まぁ当時の通信回線事情から言えば、
まだまだ海のものとも山のものとも…、といった時代だった。
で、広告代理店の経営企画室なので、こうした新たなメディアには
上司たちはとりあえず反応してみる(別に自分は使わないにせよ)。
何かすごいことが起こるのでは、という想念は膨らんで…、という状況。
で、そんな人たちにインターネットとは何かを軽くレクチャーしていただくべく
来ていただいた在米のジャーナリスト(たまたま帰国中)…、が室さんだった。
なんか、やはり広告代理店というところは、顔の広い人がたくさんいて
そんなことがすぐにアレンジできてしまうところだった。
でも、まぁ会社としてどう取り組むかとの方針もなく
漫然と話をうかがうだけなので、室さんは「なんのために呼ばれたの」と
最後までやや怪訝そうだった印象がある。1995年頃は、
アメリカ(西海岸)からなにやら新たな動きが来ている〜
という気配だけが先行していた。なんにせよ
当時は室さんがコンピュータのエヴァンジェリストと目されるほど
カウンターカルチャーとサイバーカルチャーが、
まだまだ同根だった時期、ってことなんだろうなぁ。
今日は夕方の会議まで、もろもろ整理仕事。
彼のナポリタンへの情熱は本物よ(姉ヶ崎)