60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

入試始まる



まだ夏っぽいのに入学試験?なのだが、今日午前は
文学部の「特別選抜入学試験(スポーツ活動)」と
それ以外の学部の「スポーツ能力に優れた者を対象とした入学試験」
の筆記試験日(文学部は午後から引き続き面接)。名称長い、ややこしい…


文学部以外は、筆記試験(小論文)の採点結果にもとづき
この土曜の二次試験(面接)に進む人を決める。
いわゆるスポーツ推薦入試にしては、異例のやり方かもしれない。
ただ単に体育会運動部を強くするという目的のためだけなら
余計なことをしているのかもしれない。受験生や高校の指導者の方々には、
あまり歓迎されない方式なのかもしれない。
だがスポーツ推薦でも、筆記試験や面接試験をやるというのは
いくら手間がかかっても、必要不可欠な作業だと思う。
本学の運動部の場合、スポーツ推薦組とそれ以外の入試入学組とを
ブレンドしながらどう強くするかの模索の中から、持ち味みたいなものが
生まれているように思う(競技実績につなげるには、たいへんだろうけど)。
自身の3年生のゼミをみても、スポーツ推薦はゴルフ女子1名。
男子に体育会が3名いるけど、みなスポーツ推薦以外。
でも、レギュラーやスタメンに近いところでがんばってたりもする。


永井良和南沙織がいたころ』朝日新書、2011
山本夏彦『私の岩波物語』文春文庫、1997


永井先生ご恵投多謝です。そういえば、かつてゼミ生に「沙織」いたなぁ。
「沙」の字が名前に使えるようになったのは、実はそれほど昔のことでは
なかったと知る。銀色の髪の亜里沙。2002年に子どもたちが生まれたとき
人名用漢字に新たに追加された文字を使おうと、いろいろ考えたものだ。
(糞太郎とかいう名前があってもいいのか!と、ちょっと議論になっていた)
他人とかぶらない名前にしてあげたかったのだと思う。
自身の場合、姓は珍名の類ではないし、名前はやたらとある、
が、でもこの漢字での名前表記は少ない…、ということで
他人とはまずかぶらない(かぶった経験はない)。誤記されることは多いけど。


で、永井本。あの、沙織ときくと、綺羅光の沙織シリーズ思い出すんですけど。
ゲスい感想ですいません。どうも「17才」の印象しかないのですが
一人の歌手を語ることで、60年代の熱さでも、80年代のギラギラでもない
70年代の悶々とした風景が立ち上がる瞬間に、同世代人〜との共感多々あり。
メディア史本とも、若者文化史本とも、エスニシティ本とも読める。
自身でこうしたこと書くとしたら、誰なんだろうなぁ。
安西マリア、近藤(相本)久美子、久保田早紀沢田聖子亜蘭知子、早川めぐみ…
ポピュラリティ、ねぇ〜