60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

香港トラム2


明日は、朝から一日某所で缶詰なので、未来日記しておく。


この前の院ゼミでは、演劇と新たなメディアの関連、といった発表があった。
演者→観客(演技・呈示)、観客同士、観客→演者(フィードバック)といった
コミュニケーションが、劇場内だけで完結せず、ソーシャルメディアによって
劇場外で、しかも後々までコミュニケーションは連結していき
さらにテレビ中継やDVDなどによって芝居を鑑賞した観客たちが、
このループの中に参画してくる…。多層化、輻輳化、時空を超え化…
西原理恵子の画力対決4を読むと、最近ではニコニコ動画(?)によって
会場の様子かリアルタイムで中継され、端末の向こう側にいる観客たちが
勝敗の判定をしているよう(リアルタイムに集計、会場へと反映)。
その判定に対し、また会場にいる観客が反応、さらに描き手がリアクション…


ある院生は、いやタカラヅカの場合、演者と観客のコミュニケーションなんて
おそれ多い、ジェンヌは、ただただ敬い、あがめたてる存在である…と話し
寺山修司論をやってる院生は、舞台と客席という線引きを破壊するという話をし
こちらは大学時代の西部講堂前テントやら
上京してからの風の旅団や大駱駝館の体験から
芝居や舞踏が終わった後、演者と観客がその場で飲み会(反省会)に突入…
などと語る(プラス、プリキュアショウやアンパンマンショウでは
よい子のみんなの拍手が、ばいきんマンをやっつけます!!、さぁ拍手〜)。
一口にパフォーマンスと言っても、てんでバラバラ、そこが面白いのかも。


練馬に暗黒舞踏(北方舞踏派だったような気がする)を見に行ったとき
(会社員のすることではなかったかもしれない、風の旅団といい)
舞台が終わった後、飲み会になり、さっきまで白塗りで踊ってた人が
母親が焼いてくれたケーキです〜を配ったり…。
その時、友人から紹介されたのが、当時大学生だった孫家邦さんだった。
話をしていて、同じ大阪出身、生年月日が一緒ということがわかる。
30年ほど前、一度だけお話しした方だが、生年月日が一緒という人と
初めて会った経験なので妙に記憶に残っている。その後出版社を起し
映画プロデューサーとしてもいいお仕事を続けておられる。
まぁ、こっちもちょっとは、頑張らんとなぁ〜