60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

恵送御礼


若林幹夫編著『モール化する都市と社会』NTT出版、2013
若林幹夫さんと南後由和さんからのいただきもの。


おもしろい。関東のショッピングモール中心とのことだが
阿部真大さんの倉敷でのショッピングモール調査などと
かけあわせると、また何かが見えてくるかも。そういえば、
岡山駅前に延床面積25万平米級のものができるとか。


南後さんの「中百舌鳥ショッパーズプラザ」話が懐かしい。
(「つかしん」話もありますが)
子どもの頃、週末の買い物が、車で
堺東のニチイ・長崎屋(?)
→百舌鳥八幡のイズミヤ
→中百舌鳥のダイエー
と、だんだん近づいてくる中で育っていった。
たしかに、それ以前のスーパーと
中百舌鳥のダイエー(中百舌鳥ショッパーズプラザ)とでは
なんか、意味合いが違っていたような気がする。
複合店舗だし、プールあったし、駸々堂もあったし…。
でも、店舗レイアウトなどは直線的。
死角もあって、中学生がカツアゲしてました。


南後さん、谷本奈穂さん、成実弘至さん、辻大介さん
といったあたりが、堺市出身の社会学者だろうか。
(畏れ多いことに、見田宗介先生も、たしか)
自身を含め、郊外の子たちの社会学
という気もしなくもない。
「お前、何中(学校)だぁ〜」的な。
(別にケンカしないけど)
同じ堺市出身でも、旧堺市内出身の河盛好蔵的な
家格と伝統の世界とはちょっと違う(環濠都市的!)。


堺市出身社会学者、
探せば、他にももっといるかもしれないけど。
ともかく、政令指定都市化する際には、ぜひ
「百舌鳥区(もずく)」を実現してほしかった。


後藤和智『「あいつらは自分たちとは違う」という病』日本図書センター、2013


拙著を参照・引用していただき、ありがたい。
ただ、引用文中に明らかに誤植があると
原文ママ」だったらどうしよう…と不安になる。
(メンドくさいので、照合してないけど)


主張はよくわかる。
「若者バッシング言説」バッシング言説…
少子化の中、さらに読者人口の高齢化の中
どうしても若者バッシング言説の方が
ブがよくなってしまうが、健闘を祈りたい。


今日は、打合せ・院ゼミ・面談×4の予定。