直接、面識のない方からだが、ありがたいいただきモノ。
昭和ノスタルジーに関して、断片的な議論はあったものの
ここまで徹底的に論じた著作はなかったように思う。
フラガール、にあんちゃん…。
ブラス！、リトル・ダンサー…。
たしかに、映画に炭鉱ものってあるような気がする。
ただ、ブラス！、リトル・ダンサー、フルモンティなどが
「アンチヘリテイジ」シネマとして論じられていたように思うが
あれはあれで、失われたワーキングクラス・コミュニティの
ヘリテイジ化のような気もする。などと、感想。
そう言えば、先日あげた増山実『勇者たちへの伝言』も
ノスタルジーというか、西宮北口のヘリテイジ化というか…。
ああいうタイムスリップものを、中国では穿越小説というのだとか。
