60歳からの自分いじり

恥の多い生涯を送って来ましたが、何か?

サルベージ


12月、軽く鬱っぽくなり、読書やDVD鑑賞に逃避していた。
その結果、積ん読&積ん見になってたコンテンツの山が
どんどんと減っていき、年末年始の実家転々の間に
ほぼ在庫一掃状態。新しい仕事や春からの講義に向けて
ネジまいて行こう。でも、その前に片付けるべき原稿も…。


福永文夫『日本占領史』中公新書、2014
原田曜平『女子力男子』宝島社、2014
宮本又次『大阪商人』講談社学術文庫、2010
原尻英樹『日本のなかの世界』新幹社、2003
アサダワタル『コミュニティ難民のススメ』木楽舎、2014
大貫恵美子『ねじ曲げられた桜』岩波書店、2003
『来日ロック伝説』シンコーミュージックエンタテイメント、2014
ひろたまさき『日本帝国と民衆意識』有志舎、2012
朴正洙『消費者行動の多国間分析』千倉書房、2012
『コレクション戦争と文学20オキナワ終わらぬ戦争』集英社、2014
菅谷実・金山智子編『ネット時代の社会関係資本形成と市民意識慶應義塾大学出版会、2007


写真は新年早々の2日、大好きなニトリに行く機会があり
楽しげにインテリア談義を延々と続ける娘と息子。
息子はけっこう女子力男子なのかもしれない。
ちなみに元日の初詣は、奈良の元興寺(がんごうじ)。
超のつく古刹だし、妖怪の元祖とも言えそうな存在なのだが
けっこう、ひっそり。子どもたちは、鬼(がごぜ)探しに夢中。
妖怪ウォッチにはまるより、いいような気がするのだが。


ひろた本を読んでいての雑感。現在の日本社会に生きる男性が、
過去の人物に自らの姿を投影・仮託したり、なぞらえたりする場合
きまって武将や武士を選ぼうとするのは、なんだかなぁ。
ももクロのファンも、もののふ(武士)だし、
サムライ、フジヤマ、カップヌードルだそうだし)
江戸時代、武士の人口比は一割もなかっただろうに。
民衆思想史研究は、今でもまだまだ可能性はありそうに思う。


3日はライスボウルをテレビで。残念〜
#15、見せ場もあったが、ケガの具合は…。
昨年中に卒論は出してたはずなので、そこは心配してないけど。
#44、一度キックリターン(というか突進)してました。
ここ4年間、ライスボウルにスタメンで出るような4年ゼミ生がいたので
毎年毎年ハラハラしてたけど、次回は一度お休み
(でも、来年もライスまでぜひ行ってほしいもんです)。


でも、正月早々、1プレイに集中したり熱狂したり、
選手の背番号に目をこらしたり…、というのは
やはり一部の人の娯楽なのだろう。
アメフトはどうしても、敷居が高いんだろうなぁ。
それに比べて、誰が見てもわかりやすいもんなぁ、駅伝。
昔よりもXリーグが盛り上がってる気もするし
今後に期待したいところだけれども、
少子化でスポーツ人口そのものも減ってるし
やるには、それなりに用具類に金のかかる競技だし…。